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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第8章 ロー



「っく…っふ…あぁ…!」

自分で入れると一言で言っても、情事に慣れてないナツにとってそれは難しいものだった。

おまけにこの体格差だ。
そうすんなり入るものならば苦労はしない。


「…ほら、まだ半分も入ってねぇぞ」


ナツの腰に添えるように這わされた彼の手は、厭らしくナツの身体を撫でる。

ナツは邪魔をするなと目線で訴えるが、そんなことを彼が聞き入れるとは到底思えなかった。

腰を落とす度に増していく圧迫感に、膝がガクガクと震える。

極力負担がかからないようゆっくりと沈めていくものの、それは思うようには収まってくれない。

ギチギチとめり込んでいく感覚に、軽い眩暈を感じた。



「…っも…むりッ…」


ナツはほぼ半泣きで動きを止めた。

その様子を静かに見ているロー。

秘部の中で脈打つ熱いそれが、妙にリアルに感じられる。


これ以上は無理だ。


ナツが両手をローの胸に付くと、ゆっくりとそれを引き抜こうとする






「…っふ」


その瞬間、ローが黒い笑みを刻んだ。






「っひ!?あぁああ!?」


ナツの腰を両手でしっかりと固定すると、一気に奥まで捻じ込む。

それと同時に上がる彼女の悲鳴。

腰を浮かせようと身を捩るものの、ローの手がそれを阻んだ。


「さっさとしねぇと、何時までも終わんねぇぞ」


ガクガクと震えている彼女に囁かれる言葉。

荒く呼吸を繰り返すナツに追い打ちを掛けるように、軽く持ち上げて抜き差しする。


「あっ…ひッ…」


暫くそうやって慣らしてやると、再び動きを止めて彼女に視線を送る。

彼の瞳は、さっさと自分で動けと訴えていた。


「…っ…く…」


ナツはこの野郎と思い彼を睨んだものの、それはかえって彼を煽るだけ。

唇を噛みしめたナツは震える腰を上げ、ゆっくり抜き差しを始めた。


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