第10章 秋といえばお月見かなっ!
葵「あれ?相馬さん、そんなに笑ってどうしたんですか?」
相「いやぁ、なんでもないんだけど明日は何の日かわかる?」
種「明日…?誰かの誕生日とか?」
『もしくは何かの行事とか…?』
相「そう‼麗儸ちゃんあたり‼」
いや、“何かの行事”としか言ってないから、あたりとは言えないと思うんですが…
相「明日は十五夜‼満月の日だよ‼」
あぁ、そういえば友達も言ってたな〜
「明日は十五夜だ‼お団子が食べれる‼」って(笑)
種「それならみんなでお月見したいね♪」
葵「はい‼みなさん一緒だと楽しいですからね」
『うん♪みんなでお月見…♡楽しみだね‼』
相「うん、そう言うと思ってたんだ〜♪
明日は丁度シフト入ってるしバイト終わったらみんなでお月見しよっか」
「「『わ〜い‼』」」
相「じゃ、俺は戻るね」
そう言うと相馬さんはキッチンへ戻って行った
まさか、これだけを言いに来たの…⁉
種「そっかぁ、明日は十五夜だったね‼すっかり忘れてたよ」
葵「もう秋ですからね」
『そういえば、お月見ってお団子がいるよね?バイトに来る前にスーパーに寄って買ってくるね』
種「おぉ‼麗儸ちゃんありがとう‼」
明日が楽しみ‼お月見って家族としかしたことなかったしこうしてみんなでわいわいするのも悪くないね‼