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青いネコ【working】

第4章 ついうっかり…


休憩室から小鳥遊さんと八千代さんの声が聞こえる。

宗「それ、月間目標ですか。」

月間目標には「お客様の目線で働きましょう」と書かれていた。

八「そうよ。自分ではわからなくても 他人は気になることってあるでしょう?」

宗「そういうことってありますよね」

この2人が話してるのって珍しいなあ

宗「でも、この目標難しいですね」

八「あら、そんなことないわよ?」

宗「だってほら、背が低くて目線が合わないとか」

ぽ「えっ!?」

宗「男性客と目が合わせられないとか」

伊「あうっ!?」

宗「ドSな人には近寄ることさえできないとか」

『うぐっ!?』

ぽ「かたなしくん!私、ちっちゃくないよ!」

伊「やるもん!接客の基本でしょ!?」

『私たちだってやればできますよ!』

宗八ぽ「「「どうやって?」」」」

伊「えっ!?だっだから相手を真っすぐ見て…」

『相手を真っすぐに見て…』

「『殴る』」

八「2人ともそれは武道の基本よ」

八千代さんにつっこまれてしまった…
それにあんなに大声を出してしまったし恥ずかしい…
もう仕事に戻ろうかな…

キッチンの前を通ろうとしたら横から

相「やあ 麗儸ちゃん★」

5ゾクっ!!(←ちなみにこれはドS反応の単位です)
来た!私の天敵!

相「天敵だなんてひどいなあ」

うわ!その笑顔がダメなのにっ!
…っていうか心読まれた!?

『何かご用でしょうか?』

相「いや?特に用はないんだけど、その反応かわいいね★」

…え?
相馬さんが今、私のことを「かわいい」って…

『はっはあ?「かわいい」とかそういう事は軽々しく言うなよ!?っていうか、そんな黒い輝きで言われても別にうれしくなんかないしっ!妃ねぇのこともそう言って落としたの!?』

相「…やっぱり妃の事、知ってたんだね」

はっ!?つい口を滑らせてしまった!?…仕方ない

『なっ何のことでしょう、か!』

最後の1文字で思いっきり相馬さんを殴った。
そのまま私は『失礼します!』と走って逃げた。

相「これからが楽しくなりそうだよ…レイラ…」

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妃さんが誰だかわからない人、ごめんなさい!
ちょっと、最後の方のキャラがおかしかったですね…

麗儸ちゃんの過去もゆっくりと出せていければいいなと思います!
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