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あなたが私の1番(イケメン夜曲*R18)

第1章 あなたが私の1番(リュカ)1


(あー…また気にしてるのか…)

彼の甘いマスクと優しさは、市長の息子という肩書きを取り払っても大勢のレディを虜にする。

リュカ本人は一切そんな気はないのだが。

「シーナ…、誰よりもシーナが俺を応援してくれたの、知ってるよ。ありがとう」

ぎゅっとシーナの肩を抱き、

「…お礼に今晩はシーナを思いっきり愛してあげたい。……ダメ?」

真っ赤になった顔で視線をあわせずにおねだりをする。
シーナもリュカと同じく真っ赤になると、うつむいて小さな声で、

「…ダメ…じゃない…よ………きゃあ!」

返事を聞くや、リュカはシーナを抱き上げ、ベッドルームへと移動する。

「リュカ!わたし自分で歩けるから…!」

「だーめ。お礼なんだから、シーナはじっとしてて」
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