• テキストサイズ

イケメン戦国コラボ作品『3人の姫と3人の天邪鬼』

第5章 戦国時代のX'mas ~二人っきりのX'mas~ ※R18


「陽菜……?」



続きの間から出てきて、家康に近づくと、羽織っていた着物を肩から外す陽菜。
すると、さっきのサンタ服に着替えていていた。



悩みながらも、サンタ服に着替え、心のなかで「クリスマスだし……家康が喜ぶなら……」と言い聞かせながら、口を開く。




「あ、の………えと……渡し忘れた…プレゼントが…あって……///」


着ているサンタ服ぐらい真っ赤な顔で、ちらちらと家康の顔を上目使いで見る陽菜。


それだけで、家康の心臓は煩く音をたてるのだが、次の瞬間



「あ、あの……私が……プ、プレゼントな、の……///っその…貰って…くれる…?///」



ちら……



潤んだ大きな瞳、真っ赤な顔、私を貰ってくれるという言葉




それだけで




ドクンっ!!!



家康の心臓が一際大きく拍動し、陽菜の腰を掴んだ。



/ 68ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp