第13章 いざ！出陣！ 【13】

大人組「（そうだ！主と風呂！）」


小さい子達がワラワラと私に集まると


乱「主さん！お風呂行こう！ボクが背中流してあげるからね！？」


『乱ちゃん！ありがとう！んじゃいこっか！？』


鶴丸「主！俺も一緒に風呂入るぞ！」


フラフラと近付いて来た鶴丸に駆け寄り座らせると


『鶴丸？どんだけ飲んだの？フラフラだよ？』


鶴丸「俺は酒なんか飲んでない！俺も一緒に風呂入るぞ！」


『うん、完璧な酔っぱらいだね？それでお風呂入って転んだらどうするの！？お風呂に浸かったまま寝たらどうするの！？危ないでしょ！？』


鶴丸「むぅ～」


『皆もお酒飲んだ人はこの後お風呂禁止だからね？危ないから絶対ダメだからね？』


鶯丸「主、このために、俺達に飲ませたね？」


巴形「策士…」


小さい子達は皆に向かってイエーイ！とピース✌️していた


御手杵「お前らもグルだったのか！？」


大般若「いつの間にそんな作戦考えてたんだ？」


石切丸「歓迎会始まる前に小さい子達と輪になってたからあの時かな？」


膝丸「小夜とか愛染とか輪に居なかったはずだぞ？」


長曽祢「いや、料理運んでる時かな？薬研と乱があいつらに何か話してるのを見たな」


『石切丸さん、長曽祢さん鋭い！まさにその通り！って事でお風呂行って来まーす！』


そうして私は小さい子達と広間を出ると、広間からは「うわぁ～やられた～。一緒に入りたかったな。」と声が聞こえた


『ふふふっ、思ったより皆言う事聞いてくれたね？もっと駄々こねるかと思ったのに。そうだ！皆、着替えは！？』


五虎退「そうでした！取りに行ってきます！」


『じゃあ着替え持ってお風呂に集合ね？』


子供組「はーい！」


そうして皆バラバラに別れると小夜君が残ってくれた


『小夜君は？』


小夜「僕達の部屋すぐそこだから。主と一緒に行きたい。主、ここで目離したら迷子になってそう」


『おぅ、小夜君よくご存じで…私一人で部屋に戻れる自信なかった。お風呂の場所もわからないし…小夜君がいてくれて良かった！ありがとう！』


小夜「うん、行こう」


『ありがとう！』


私は小夜君と手を繋いで着替えを取りに行くとお風呂へ向かった
脱衣場に着くと先に来ていた子達は服を脱いでタオルを腰に巻いて待っていた