第12章 いざ！出陣！ 【12】

私は薬研君と席につくと、いただきます！と食べ始める。
この席には作戦の子達がいるが、今剣君は岩融さんがいる所に小夜君はお兄さん達といる、今剣君は早速作戦を実行してくれていた。


『（今剣君、仕事早いなぁ、）ヤバい、私も早く出陣しなきゃ！』


薬研「大将…もう少しゆっくり食えねぇのか？」


『だってね、今剣君がもう闘ってるから行かなきゃ！』


薬研「岩融は今剣に任せとけば大丈夫だ。小夜ももう闘ってるし大丈夫だどっちも後で様子見る位に行けば良いだろ？」


『うん！そうだね！じゃあ私はお腹いっぱい食べてから出陣しよう！腹が減っては戦は出来ぬ！ってね？あっ！そうだ！皆食べてる？何か取り分けようか？』


乱「自分で出来るから大丈夫だよ！」


『蛍丸君と愛染君は？』


蛍丸・愛染「大丈夫！」


『おぅ。皆、大人だ。格好いいなぁ～。』


厚「あぁ、知ってる」


『ちょっと！？厚君！？』


チーム半殺し「あははははっ！」


それから私は楽しくお喋りしながらお腹いっぱいに食べた


『ふぅ～お腹いっぱい。よしっ！行くかな！』


とりあえずさっきの挨拶回りした順番に行こうと隣のテーブルへ向かった


『鯰尾君！骨喰君！鳴狐さん！お邪魔しまーす！』


鯰尾「あっ！主！どうぞ！」


『飲んでる？食べてる？今日は歓迎会してくれてありがとね？』


鯰尾「主！一緒に飲みましょう！？」


『ごめんね？今、お腹いっぱい食べてきたから苦しくて、他も回りたいから私が注いであげるよ！何でもいい？』


鯰尾「はいっ！ありがとうございます！」


私は近くにあるお酒を手に取るとコポコポと注いでいく


『骨喰君？鳴狐さんもどうぞ！』


骨喰・鳴狐「ありがとう」


二人にもお酒を注いであげた。


『お供の狐さん？』


お供「はいっ！私めはお酒は飲めませんよぅ！」


『そっか！じゃあ、お稲荷さん、あーんしてあげるからおいで？』


お供「良いのですか！？鳴狐！少々主殿の所へ行ってもよろしいですか！？」


鳴狐はうん、と頷くとお供の狐さんは駆け寄ってきて私の肩に飛び乗り尻尾を首に巻いてくれた


『ゎあ！狐さん最高！可愛過ぎ！』


私は尻尾を撫でながらお稲荷さんをひとつ摘まむとお供の狐さんに食べさせた


お供「主殿！ありがとうございます！美味しいです！」