第5章 Shake it !

【潤side】

白かった肌が、桜色に染まってく。

「あぁぁ…潤…」

自分で足を抱え込んで。

俺の指を咥えこんでるいやらしいソコを見せつけるようにして。

「…気持ちいい…」

甘い声で啼く翔さんは、スゴく淫らで。

でも、誰よりも綺麗だ。

想像以上だよ…

こんな姿が見られるなんて、思わなかった…

「あっ…あぁぁっ…」

中をかき混ぜてやれば、ビクンビクンと小さく震える。

翔さんのソコは、少しの刺激だけで柔らかく解けて。

この淫らな体はニノが開発したんだって思うと、嫉妬の炎で体が焼き尽くされそうにジリジリした。

いや、ニノだけじゃない。

大野さんも相葉くんも。

みんなこの人と抱き合ったんだよな…。

みんな、こんな淫らな姿を見たんだ。

やだよ…

この人を通り過ぎてくだけの男なんて、やだ。

どうしたら…この人を俺だけのものに出来るんだろう？

「ねぇ…欲しい…？」

もっと欲しがってよ…

もっともっと、欲しがって…？

俺だけを、欲しがって…

「あぁっ…欲しい…っ…」

もっとだよ…

「もっと、言って？」

俺だけが欲しいって、言ってよ…

「あぁ…潤…おまえが、欲しいよ…」

欲情の焔に潤んだ瞳で見上げられて。

その赤く艶めかしい唇が、俺の名前を呼んだ瞬間。

それまで辛うじて保っていた理性の糸が、プチンと音を立てて切れたのを感じて。

「あぁっ…潤っ…！」

気が付いたら、翔さんをキツく抱きしめて、最奥を突き上げていた。

「やぁっ…じゅ、んっ…激しっ…」

きゅっと眉を寄せて。

俺の腕の中で甘い声を上げる、愛しい人。

もっと乱れて…

俺にしか見せない顔、見せて…

「ねぇ…もっとやらしい姿、見せて…？」

動きを止めて強請ると。

薄らと目を開いて俺を見つめて。

きゅっと唇を引き結び、硬く勃ち上がって露を溢す自分の茎を握った。

「…お願い…動いて…？」

ゆるゆると上下に擦りながら、縋るような眼差しで俺を突き刺す。

そんなの、言われなくったってさ。

とっくに限界なんて超えちゃってるし！

「行くよ？翔さん」

小さく頷いたのを確認し、足を抱え直す。

「あっ…やぁっ…あぁっ…！」

最奥を抉るように突き刺すと、翔さんの体が鮮やかな紅に染まる。

噴き出た汗が、ぽたりと落ちて。

その滑らかな肌に、消えた。