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【HQ】キミ色オレ色

第6章 スキ、キライ。キライ、スキ。



「そうですね。自分でも思います。
中学上がってからずっと切ってないんですよ。」

「切る予定とか、ねぇの?」

すると、うーんと唸って言う。

「ちゃんとした恋愛できたら…切る」

「青春っぽいな。
俺と恋愛してみるか?」

「ふざけないで。
私は、ちゃんとした恋愛がしたいの。
相手に捨てられるのは、もうヤダ。」

あ、訳ありってか?
なんか、本気でスキになったり…
…ってなわけないよな。

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