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【HQ】キミ色オレ色
第4章 天気と好き嫌い
二人の場所に戻ろうとすると、
案の定、二人は、ドアの隙間からオレを見ていた。
「へぇ~黒尾って彼女いるんだ
オレにも紹介してよ?
オレ今、フリーだからな!」
「別にいいぜ?
これから会いに行くけど、お前も来る?」
なんて、二人きりだと疲れそうだから、木兎を誘ってみた。
「え?!いいの?!
さすが黒尾くん!分かってる!」
くんってなんだよ…(笑)
…ホント、騒がしいヤツ。
オレと木兎は綾菜のことなんて考えていなかった。
…あんな、苦しそうな顔をしてたのに。
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