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【HQ】キミ色オレ色

第13章 愛してるじゃ、伝わらない。



すると、私は京治にスマホを見せつけられた。

…え?

ウソ…だよね?

だけど京治は現実を見ろと言うように私に、冷たく言い放った。

「これでお前も有名だね。
アンタにはもう、興味ないよ。バイバイ」

と、言うと私の頬を一発殴り、髪を引っ張りながら私を玄関まで連れ出した。


口の中が鉄の味なのは、さっき殴られたらということを私に現実なんだ、と突きつけていた。


私は今までの事を一気に処理することが出来ずに、ただ呆然と京治の家の前で泣いていた。

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