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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第10章 まばたき●


「…あぁぁぁんっ。」



身体を大きくのけ反らし、二度目の絶頂を感じた。

先ほどよりも強く秘部がヒクヒクと痙攣を続ける。

汗の粒がソファーへと伝い落ちた。



そんな私の反応を見て、佐久間さんは再び膣内へと指を滑り込ませた。



「…佐久間さん。」

「…嫌だった?」

「嫌…じゃないです。」



嫌なはずなどない。

もっと…もっとして欲しいと思う。



もっと佐久間さんを私だけの物にしたい。



私の中にある“独占欲”。



それは“優越感”を感じたいからなのか。

それとも“嫉妬心”なのか。



以前、高杉さんが言っていた言葉を思い出す。



「the IVYのギタリスト、佐久間俊二が彼氏ってどんな感じなのさ?
“優越感”みたいな?」

「じゃあ、不安?
モテモテのサクちゃんをテレビで観て嫉妬しちゃうとか?」



“優越感”と“嫉妬心”。



どちらも私には無縁だと思っていたが、今激しい位に感じているこの“独占欲”は一体どこからくるのだろう。

いや…今はそんな事よりも、佐久間さんとただ求め合いたい。






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