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【報道系】夢小説

第3章 【ミステリア:増田貴久】






私たちは
子供の頃から
親の愛情を信じられないまま
大人になってしまった2人で。


愛し方も、
愛され方も
わからないまま


惹かれ合ってしまった私たち。










人を愛するって
どういうコトだろう……。


愛してるなら赦せる?
愛してるからこそ赦せない?












愛しいという感情は
同じはずなのに、


その表現方法は…、
1つじゃ、ない。












いくら愛し合っても
本当に1つになれるわけではないし、


相手の全てを
理解できるわけでもない。












だけど……











全てを欲してしまうような相手に
めぐり逢えたとき。


そのとき人は初めて
『孤独』の本当の意味を
知るのかもしれない…。












そして、
人を愛するということは


その孤独と寄り添いながら
生きていくコトなのかもしれない。













けれど……、










稀に禁忌を
侵してしまう者がいるんだ。


私たちみたいに。。













それは、
アダムとイヴの禁断の果実のように


ひと度味わえば
地の底へと堕ちていく―――……。













「恵麻…、
愛し方がわからなくて、ごめんね…。

だけど、愛してるんだ。
オレには恵麻が…必要だから……。

だから、ずっと、
僕のそばにいて…。」


「大丈夫、いるよ。ずっと…。
私も……愛してる…。」










その言葉に
吸い寄せられるかのように
抱きしめ合い、



お互いの体温の心地よさに
まどろむ2人……。













"踏み込んだら 最後なのよ"












耳元で風が囁く。













これも1つの、
アイノカタチ―――…。





















I'm crazy about you
so much that it has fallen apart our life.


In spite of...


Even if this is hell, it's heaven for us.











💛Fin💛



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