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♡イケメン王宮&大奥*R18♡

第3章 レオ♡黒王子と甘い罠


「ねぇレオ、男の人って
何を貰えば嬉しいのかな?」

勉強の合間の休憩中に、
ココがぽつりと呟いた。


『え?ココちゃん、どうしたの急に』

「あ、えっとね、
ルイが最近お仕事忙しくて疲れているから
何か喜ぶことをしたいんだけど、
何をすればいいのかわからなくて......」


(あー...なるほどね)


「それで、その、
レオに何か案があれば
もしよければ教えてもらいたくて...」

そう言いながら、おずおずと
レオをのぞき込む。


『つまりココちゃんは、
疲れているルイを癒してあげたい!ってことだね』

「そう...!そうなの...!」

キラキラした瞳で
ぶんぶんと縦に首を振るココの姿が
あまりにも愛おしく、
レオはココの頭を撫でる。


「レ...レオ...?」

『それなら......
可愛いココちゃんには特別に、
とびきり良いコト......教えてあげよっか?』

「え......!いいの...!?」


ココはとても嬉しそうに
声を弾ませる。


(ほんっと純粋なんだから......
ココちゃんとルイには申し訳ないけど、
こんな機会滅多にないし......
ちょっと楽しませてもらっちゃおうかな)


『いいよいいよ。俺にまかせて。
でも、これはココちゃんだけに
特別に教えてあげるコトなんだから
他の人には内緒ね?』

レオはしぃっと自分の唇に人差し指をあてる。

「わかった!ありがとうレオ!」


『あ、それと...“コレ”を教わったのが
俺ってことは、ルイにも内緒にしててね?
絶対に言っちゃダメだよ?』

「え?ルイにも?」

『うん、ルイにも。』


ココは一瞬不思議そうな顔をしたが、
すぐにこの約束を受け入れた。

「わかったよレオ!
レオに教えてもらったことは内緒ね!」
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