第2章 遠征に行く為に

蛍と忠と一緒に帰る事になって、坂道を並んで下ってく。


山口
「にしても、影山も勉強出来ないって意外だよな〜、頭の回転速そうなのに。日向は見たマンマだけど」


…いや、飛雄って結構馬鹿だと思う(←口には出さない)


月島
「頭ん中、完全にバレーの事だけなんデショ」


暦
「頭の容量配分の問だ─「月島!!!─さん‼︎」


月島/山口/暦
「Σ⁉︎」


会話に割り込んで来た突然の大声に、思わずビクッと肩が跳ねた。


いつの間にか、私達の後ろに翔陽と飛雄が居る。


日向
「勉強教えてくれ!!!…さい‼︎」


暦
「！翔陽…飛雄…！(ジーン」


良かった、ちゃんと勉強する気に─


月島
「えっ、嫌だけど」


日向
「ぐぬ…」


暦
「Σ即答⁉︎」


折角2人がやる気出してるんだから、少しは協力してあげようとか！…蛍は思わないかぁ…。←