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☆完結☆相葉くんは悪趣味です。

第6章 当たり前にしたくない毎日






「…はぁー。胸がいっぱいだ。」



トイレから出て、

外に備え付けてある流しで

手を洗う。


賑やかな声が少し遠くで聞こえる。





お母さん、喜んでくれるかな…。



雅紀のご両親、家族は…。




明日ニュースになってるかな…。



色々と考えちゃうな。


私の顔も出ちゃうのかな?


一般人だから出ないかな?




二宮「…さっきから何。」


「…あっ。」


ゲーム友達の二宮さん。



二宮「人妻って…エロい。笑」



口の端を上げて、

ニヤッと笑う二宮さん。



「人妻エロいですか?笑」



二宮「うん。エロい。」



そう言って私の髪を指ですくう。



ドキッ





二宮「俺、人のもの取るの、

好きなの。悪趣味っしょ。」





「え…。」





パッと手を離して、


何事もなかったように戻る二宮さん。



その後ろ姿からは


余裕さえ感じる。




変な胸騒ぎ…。



暫くその場を動かなかった。









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