第2章 仕事がデキル女...
1年目は営業をした。
不動産の営業って待ちの営業だから、まぁ、
ラク。
自分から行かなくたって、お客さんが勝手に入ってくるのが不動産だと思う。
だが、そんな営業も1年で終了した。
原因は社長交代のささやきだった。
現社長は息子(長男)に席を譲るつもりらしい。
どうなんだろう。
私からしたら譲る気はサラサラみえない。
息子は、もう31歳って言ってたっけな。
名前は、田代勇希さん。
勇希「。あの件どうなった?」
「はい、こちら。このようになっております。」
勇希「さすが。100点満点。」
「ありがとうございます。」
同期「田中さん~。これ、わかんないです~。」
田中「ん~?ああ、これ?これは、あー、こうして~...。」
同期「ありがとうございます~♪」
田中「いえいえ~!」
見ていてとても不愉快。
そんなこともできないのかと思う。
同期「今度、飲みにいきましょーっ」
田中「いいねぇ~!」
でた。
同期「モツ鍋たべたいんですよね~~っ」
田中「いいね」
甲斐「いいね!俺も行こうかな~!」
田中「ちゃんはどう?」
同期「ちゃんですか~?いいんじゃないですか~?でもどうせ、忙しいんじゃ~?」
無駄話が多い割りに残業が多い同期。
見てられない。
大田「んー。」
下田「あ、大田くん、これもよろしく頼むよ。今日の17時から会議で使うから。20部準備しといて!」
大田「え、あ、うっす!」
下田「じゃ、ちょっと、案内いってくるわ!」
大田「いってらっしゃい!」
北野「たっくん、大丈夫?(笑)」
大田「大丈夫じゃねぇーよ。まじで、あいつ。。(苦笑)」
「大田さん、これ、私がしますよ。」
大田「え!まじ?!」
「はい、20部ですよね。17時まで、あと30分しかないので、任せてください。」
大田「えー、、、マジ助かる!!サンキュ!」
北野「ちゃんって、まじ仕事デキル女って感じだよね~。」
大田「わかる。まじアレで20前半だからな。やべ~。」
北野「スーツも似合うし。私服が見てみたいよね!」
大田「わっかる~~。夏も冬もジャケット着てるしまじデキル女だよな~。」