第5章 Summer Memorys*翔STORY

母「じゃ、翔ちゃん
いい子にしてるのよ？？」


子供扱いすんな

俺はばあちゃんの後ろに隠れた


母「もう…お母さん、あとお願い」


ばあちゃん「任せなさい^^」


本当は夏休みに群馬の田舎のばあちゃん家に置いていかれて寂しかった


母「しっかりおばあちゃんの言うこと聞くのよ！」


「…………………」



俺は黙って家の中に入った






群馬が嫌いな訳じゃない

むしろ、
虫取ったり
花火したり
スイカ食ったり

楽しいことは東京よりもたくさんある




ばあちゃん「翔ちゃん、」



座敷の端で体育座りをしていた俺に、ばあちゃんが優しい笑顔を向けた



ばあちゃん「スイカ食べるかい？」



「………うんっ！」




子供って単純ですから←