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DELUSIONS*STORY~from Nonon~

第2章 寒空の下で*雅紀STORY




「あ、雪」


雪がちらつき始めた


雅「雪ってさ、綺麗だけど寒いからやだー」


確かに


こんな日に限って手袋忘れてきちゃったし


手を擦って温もりを確保しないとっ



雅「あれ?手袋は?」


「忘れちゃった(笑)」


雅「仕方ないなぁ~」


雅紀が自分の手袋を取る

でも雅紀はその手袋をカバンにしまった


「えっ?」


貸してくれると思ったから
つい声が出てしまった


でもそれには訳があった
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