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誰のもの?

第10章 妖精と5人の王子


『妖精と5人の王子』






むかしむかし
あるところに







5人兄弟の
王子たちがいました。







5人の王子は
争い事を好まず
仲良く暮らしていました。









王子たちの長男が山へ狩りに行き、
森を歩いていると









小さな妖精が
泣いているのを見つけました









心の優しい王子は
妖精にそっと寄り添い
慰めました。











妖精は泣き止みましたが
体が傷だらけです。










王子は傷だらけの体を
癒すために
城に妖精を
連れて帰ることにしました。











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