第12章 私立リアリン学園!~ノア~ 情熱編
「ふ………ぁ」
「マイン先生、ごめん」
謝るノアの、困ったような慌てた顔が、視界いっぱいに入る。
「ん、大丈夫………と思う。多分」
正直、私も動転していたけれど。
とりあえずノアを安心させようと、なんとか笑顔を向ける。
私は、スカートのポケットからハンカチを取り出す。
と、ノアが、ハンカチを私の手から取って身体を丁寧に拭いてくれる。
その仕草が、とても優しい。
「マイン先生に抱きつかれたら、余裕なくなった」
申し訳なさそうに目を伏せるノア。
いろんなノアの表情を見る度に、愛しさが募っていく。
そして―――さっきから私の下腹部は、どうしようもなく疼いてドクドクと脈打っていた。
内股を擦り合わせて、耐え続けているけれど………。
ゆっくりと肌を滑っていくハンカチの、布の感触がもどかしくて―――。
「………私っ………」
「もしかして、スイッチ入っちゃった?」
まだ熱のこもった瞳を向けられて。
息をのむ―――。
「ん………そう、みたい」
「マイン先生………」
片手で私の左脚を持ち上げて開かせると、ノアの身体が私の間に入りこんでくる。
ジュクジュクと滴り落ちている愛液が、ノアのソレを包みこんだ瞬間、身体の芯を突き抜けるような衝撃とともに、私のナカが満たされる―――。
「ああぁっ………!!!」
ギッチリと。
ノアのモノは、私のナカで存在感を増していく。
息がつけないくらいの密度と充足感に苦しみながらも、快感に喘ぐ。
ノアの首に腕を回し、速度の上がるピストン運動に呼応するように腰を揺らす。
―――心も身体も、ノアでいっぱいになっていくのを感じる。
ズッ、ズズッ………。
私とノアの、いやらしく擦れる音が鼓膜を刺激する。
あ………も、ダメ。
「マイン、せんせ………」
「あんっ………」
………っ!!!
そして。
お互い、同時に果てた―――。