第12章 私立リアリン学園!~ノア~ 情熱編
「満足?」
「………う、うんっ」
私は、顔を赤らめながら、素直に答える。
「そ。じゃー、良かった」
ノアは、ニコリと笑うと身体を起こし。
「もう戻るよね?」
「え………」
私も慌てて起き上がって、離れかけたノアのシャツを掴む。
「あ、あの、ノアはっ………」
「んー?」
「私ばっかり、気持ちよくなって、その………」
「あ、俺?マイン先生のイキ顔見れたから、満足だよ」
………イキ顔って。
なんて言い方するんだろっ。
「でも」
私は、思わず視線を下げ、ノアの中心に目を向ける。
よくわからないけど………大きくなってる、気がする。
―――多分。
ノアは、そんな私に気づいて、ほんの少し顔をしかめる。
「うん、そうなんだけど………」
「私は、構わないよ?」
「俺は、構う」
「え、なんで」
「俺なんかが、マイン先生とそーいうコトしていいのかなって」
「俺なんかって………なんで、そんなこと言うの?」
「だって、俺、落ちこぼれの問題児だからさー」
「えっ、あ、それはっ………」
さっきの、聞いてたんだっ!
「だって、そんなに勉強できるなんて知らなかったんだもん………だから………えっと、あれ?何の話してるんだっけ?」
なんだか、いつもノアのペースになると、方向がずれていく気がする………。
「マイン先生が、俺のこと気持ちよくしてあげたいって」
「そんなんじゃ………そう、だけど」
「じゃ、お言葉に甘えちゃおーかな」
そう言って。
ベルトの外れる音がしたかと思うと、すぐにそそり立ったノアのモノが現れる。