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懲りない誕生日

第4章 ●HE・N・TA・I☆











「・・・あつい・・・あついよぉ・・・もうやめ・・て・・・」


譫言のようにそう漏らしたナナシの異変に気づいたエルヴィンは、
酒を注ぎ込むのはやめて肩を抱き寄せた。

全身を真っ赤に染めてハァハァと苦しそうに
呼吸するナナシの姿を見て、流石のエルヴィンも
「やりすぎたか」と後悔したが、ナナシの性器が
勃っている事に気づいて、その意識も薄まる。

湿りきったナナシの下着を脱がすと木箱にそれを仕舞い、
仰向けになったナナシの足を肩まで持ち上げ、
エルヴィンのモノを秘部に押し当てた。


「君のココが勃たなくなるまで、今日は可愛がってあげるよ、ナナシ」


ニッコリと良い笑顔でそう宣言すると、
再度ナナシの身体を貪り始めた。

いつも強気なナナシがされるがままの状態に興奮せずにはいられない。


もしもナナシがエルヴィンの考える通り
『人間より高位な存在』だったならば、
彼の手足を鎖で繋いででも自分の下に留めておきたいと
常々思っていた。

白く美しいナナシを人間風情の自分が汚せるという喜びと
背徳感はエルヴィンの理性を飛ばして、
とても止められるものではない。


「愛している・・・愛しているよ、ナナシ。
だからずっと俺の傍にいてくれ・・・」


ナナシ自身に楔を打ち込むように何度もその身体を貪り、
彼の意識が飛んでも尚エルヴィンはその行為を止められなかった。





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