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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第16章 ドライバー編(原作沿い)






「みんな、おはよう。」


「「「「局長、おはようございます!」」」」



「…なんで皆縛られてんの?」



「「「「「なんでもありません!!」」」」」




まぁ…理由は知ってるけど。

斉藤隊長のおかげで事態はなんとか
収束に向かっていた。

だがしかし、
現物を消そうとも彼らの頭の中には
俺の女装がインプットされているわけで、
結局俺を神として崇めるこの挨拶は
変わらなかった。

とりあえず、靴下とパンツは奪われないように
退に断り続けてもらっているため、
俺のオカズ化は食い止められている。

それだけでもよしとするか…。



「…………今日の予定はこれだけ。
その縄をかけられた意味を各自反省して、
職務に当たるようにね。以上。解散。」


「「「「「ハッ!」」」」」


隊士達は縛られたまま
勢いよく立ち上がろうとして転げ落ちる。


9割縛られてんじゃんか…

つまり、この人数だけ写真を
持っていた事になる。



トッシー…殺す……絶対殺す………








「退ー。今日の俺の予定なんかあったっけ?」


「そうだね、とっつぁんが
これから来る事かな。
最近真選組がチンピラから紳士になったって
住民から苦情が出てるらしいよ。」


「なんじゃそれ。
結局チンピラでも紳士でも苦情出す奴は
出すってことだな。」



「ねぇ……澪、
さっきから携帯光ってるよ。電話じゃない?」



「あ、ホントだ。」


ポケットからピカピカと
光っている携帯を取り出す。

朝礼中はサイレントにしていたから
全然気付かなかった。


携帯を開くと、『柳生家隠密長』と
書かれている。

もしや、何か分かったんじゃ……!





「もしもし、澪だ。」

『澪さん、ゲーマー星人の
居場所が分かりました。』


「本当か!?…ッちょっと待って。
……退、紙とペン。はやく。」


「分かった。」


退がポケットを探り、
手帳から破ったノートとボールペンを
渡してくれる。


「サンキュ。………もしもし、いいぞ。言え。」


『場所はGEOのかぶき町支店で、
駐車場にUFOが止まっています。
先程店内でゲームを買い漁る様子が
目撃されました。
奴等、地球を出る気です。
急いだ方がよろしいかと。』

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