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第1章 境界上にて邂逅す


向こう側に――――


――居た。

あの人だ。

駆け寄るのろさが疎ましい。自分とあの人の狭間の空間など消えてしまえばいいのに。


見つけた――!


もうすぐ、もう手の届く距離。

まず何て言おう?


――そうだ、名前を…………



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