• テキストサイズ

Dearest〜最愛の君へ〜

第12章 夜に咲く真実





及川が今まで、どちらにも踏み込めなかったこと。

何故、リオは死んだのか・・・



今、ミオは話そうとしてくれている。
以前は、あんなにリオの事を話すのは、嫌がったのに・・・・・・



「聞いてもいい?リオが、亡くなった日のこと・・・」


風で草木がそよぐ音だけの世界の中で、及川が静かに聞いた・・・
こくん、と頷くミオ。


「リオは・・・・・・」


膝を抱えていた手が、震えていた。




「私が、殺したんです」



/ 166ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp