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Dearest〜最愛の君へ〜

第6章 0の付く時計





お互い決して交わる事ない2人が
こうして同じ場所で見つめ合える。
それを無駄にしたくない。


リオはそう思った


死ぬことを告げられた及川に、何ができるだろう・・・
彼の、望むことをしてあげたい。

あなたの最期が、
笑顔で終われるように・・・・・・


「分かった」


リオはこくん、と頷いた。

及川は柔らかく微笑み、少女を見つめた。


「ありがとう・・・」



それから2人の新しい日常が始まったーーー・・・






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