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イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18

第10章 消せない熱 続編 第四幕〈徳川家康〉




家康とが現代へやって来てから、一週間が経った頃。

昼下がり、アパートの一室にて。
は、いくつかの、ある懸案事項を抱えていた。

1つ目は仕事先だ。
事情があったにせよ、内定の決まっていた会社に一度も出社出来ないまま、一ヶ月半も無断欠勤してしまったのだ。
会社側としては、既に別の人材を雇っており、申し訳ないがこの話は無かった事にと白紙にされてしまった。

(まぁ当然だよね……)


はそう思いながら、窓の外を眺めて、小さく溜め息をついた。
故に、今はとりあえずのバイト先を探している。

二つ目は、未だ佐助からの連絡が来ていない事。
そう簡単に分かるものでもないとは思うが、やはりどうしたって、ワームホール出現の日時は気になってしまう。
ある日突然、自分が出掛けている時に、家康だけが乱世に戻されてしまったらと思うと、は気が気ではなかった。


好きなのに……

好きで好きでどうしようもないのに。


(突然、家康が消えてしまったらと思うと……恐い……)


そうして、残る三つ目は……






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