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I cannot part with you

第2章 転勤と引っ越し


ホテルに着いてチェックインを済ませた後



ホテルのレストランに向かった



入り口で係の人が席まで案内してくれた



「ねぇねぇ、お姉ちゃん。みんな正装してるけど、私達しなくて良かったの?」


「気にしない。気にしない。どうせ個室に入るし・・」



「え?個室?」



気前の良い姉に少し疑問を抱きつつ後を着いて行った



係の人がこちらの部屋ですといって開けてくれた個室には



お姉ちゃんの婚約者である九条 雅人(クジョウ マサト)さんがいた


「お嬢様方・・お待ちしてましたよ」



「マンションの後片付けに意外と手間取っちゃったのよ。ごめんね。」


「・・・・・こんばんわ」



「瑠李ちゃんこんばんは。久し振りだね。」



「あ・・・はい。そうですね。」



「瑠李、雅人は何も問題がなければあなたの義兄になる人なんだから、もう少し慣れなさいw」



「何も問題がなければって・・・・」



「雅人の問題かもしれないし、あたしの問題かもしれないからなんとも言えないけどねwあはははw」



「優季は相変わらずだねぇ・・・・婚約したってゆうのに、まだ先を考えないの?」



「そうねぇ・・・・瑠李が無事に嫁に行ったらにしようかな♪」



「え?瑠李ちゃん嫁に行く宛あるの?」



「いえ。そんな・・・・彼氏もいないですし・・・・」



「そうだよね・・・そんな話聞いたことないもんな。瑠李ちゃんはいいよ。今のままでも。」



「またそう言って・・・・どんなけ瑠李が好きなのよ雅人はw」



「義理とはいえ妹ができるんだ・・・兄弟がいない俺にとっては嬉しい限りだよ」



「はいはい。それは良かったですわwおほほほほw」



「思ってないでしょ?w」
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