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I cannot part with you

第8章 当たり前の日常?


(おし!帰るか)


俺はさっさと身支度をして


「お疲れ様でした。お先に失礼します。」


と、挨拶をし、部署を出た。


携帯を開きメール画面を表示


“今から帰る。”と一言送信した


エレベーターを降りてロビーで社長に遭遇した


「もう帰るのか?」


「はい、特に今日は急ぎの業務もないので。」


「そうか。で?」


「はい?」


「どんな子だ?」


「誰がですか?」


「お弁当の女だよ。」


「だから彼女じゃ無いって言ってるじゃないですか。」


「女なのは否定しないんだなw」


「!!!!!」


「で、どうなんだ?w」


「何もありません。」


「今日も会うのか?会うよな?お弁当箱渡さないと行けないからなw」


「・・・・・」


「今日のお弁当美味しかったよ。また俺のために作ってくれる?とか言っちゃうのか?w」


「やっぱり雅人は社長似ですね。」


「今晩私は暇なんだが・・・・」


「そうですか。」


「晩酌に付き合わんか?」


「昼間も申し上げましたが、しばらくは家で飲むので・・お付き合い出来兼ねます。」


「そうか・・・じゃあしょうがないな。」


「はい、すみません。」


「気にしなくていい。お前の家で飲めばいいんだろう?w」


「は?」


訳の分からない発言に思わず変な声が出てしまった
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