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I cannot part with you

第34章 簡単に言葉で表すと・・・・・


優季side

海外からお客様の付き添いで、もうすぐ2週間が経つ


ハルの所に戻るのも、雅人の家に戻るものも


どちらも憂鬱だわw


空いた時間にスマホを見るとハルからメッセージが来ていた


【雅人が覚醒したw】


その一言で私は安心した


そっか・・・


雅人気が付いてくれたんだ


あたしも謝らなきゃだめだな・・・


あたしはハルに”ありがとう”とだけ返してスマホを置いた


この出張が終わったらちゃんと話し合わなきゃw


瑠季にも話さなきゃだめだなw


きっと心配かけまくってるわw


その割にはメッセージが全然来ないのは何故かしら?w

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出張が無事に終わりマンションに戻った


「たっだいまぁ~♪」


ご機嫌なハイテンションで帰宅したあたしとは真逆に


ハルのテンションはダダ下がりだったw


「・・・・・はぁ。」


「え?何?その嫌そうな重い溜息w」


「心配してる可愛い妹と、めんどくさい婚約者を何とかしてくれ。」


「あ~それねw大丈夫w瑠季は今日解決するw雅人は・・・・そのうち?w」


「追い出すぞ。」


「やだぁ、ハルたんこわぁいw」


「・・・・・・」


その時、買い物に行ってた瑠季が帰ってきた


「あ、お姉ちゃん、おかえりなさい。」


「ただいまぁ♪瑠季ちゃん」


あたしは思いっきり瑠季を抱きしめた


3人で夕食を食べ、食後のデザートを食べている時に


あたしは瑠季に話をしだした


「何も説明しなかったのは、うまく言葉で説明する自信がないくらい頭が困惑してたのもあるの。だから出張行く前に説明出来なくてごめん。」


「そうだったんだ。大丈夫だよ。」


「何が大丈夫なの?」


「お姉ちゃんと雅人さんの関係は簡単には壊れないって信じてたから。お姉ちゃんが話してくれるの待ってたもん。」


「あら、そうなの?なんでそう思ったの?」


そう聞くと、瑠季はもじもじしながら少し顔を赤らめて


「ハルさんがそう言ってくれから・・・。」


そう言われたのでハルを見ると


素知らぬ顔をしてコーヒーを飲んでいた


「ありがとうねハル。」


お礼を伝えたけれど何も言わなかった
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