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I cannot part with you

第7章 ・・・・の隣の特等席


「ハルにぃにどこいくの!?」



「散歩とホームセンターに買い物だよ。」



「散歩!?俺も行きたい!!ねぇ一緒に行ってもいい?」



「ダメよ優太。陽斗さんは今からデートなんだからw」



「デ・・・・デートって・・・!!!??w」



「そうだな・・・・優太今度一緒に行こうか。」



「ハルにぃに約束だよ!?」



「うん。約束だ。」



そしてエレベータに消える親子に手を振って分かれた



「ハルさん子供好きなんですか?」



「あぁ、子供は好きだな・・・・るぅは?」



「私も好きです・・・・・元気をもらえるから・・」



そうして天気のいい公園を二人で他愛のない話をしながら歩く




GWの真っ最中だからか、気候もそれなりに楽しめるが




やはり家族連れが多い




あちらこちらから家族団らんの声が聞こえてくる




(パパやママがいたら私もこんな日常を過ごしていたのかな・・・・)




「ちょっと休憩する?喉乾いたでしょ?」




「あ、はい。」




「じゃあ、そこのベンチ座ってて。飲み物買ってくるから」




「ありがとうございます。」




そしてすぐ近くのベンチに私は腰掛けた




目の前には桜の季節が終わって新緑の季節を迎えるように



綺麗な緑色の葉がそよそよと風にそよいでいた




(でももし・・・パパたちがいたらお姉ちゃんが海外に行ってもハルさんとの生活は無かったよね・・・そう考えたら・・・・・)



「はい。るぅ、おまたせ。」




私はハルさんが買ってきてくれたペットボトルのお茶を受け取った




少し休憩をした私達はランチをすることに決めて




いつもハルさんが行ってる喫茶店に足を運んだ





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