第13章 怒だよっ!!!
そう言ってまた亮介先輩は私の唇を塞いできた。
口内で亮介先輩の舌が暴れる。
『んっ...んんっ///...ぷはっ!!!』
はぁ...
『なっ...何なんですか急に!!!』
亮「ん?キスだよ?」
そんなこと分かってるわ!!!
チラッ横目で見ると栄純と春っち君が顔を真っ赤にして見ている。
亮「どうしたの?もっとして欲しい?ニヤニヤ」
『...っ!!そんな訳ないです!!!』
私はぷんすかしながら青心寮へ戻った。
亮「あ〜あ、怒らせちやったかな〜」
春市「あ...兄貴...」
栄純「...ほ...ほぁ///」
亮「何でお前が顔赤くしてんの?」
栄「っ!!」
亮「お前もやって欲しい?ニヤニヤ」
栄「いっ...いえっ!大丈夫です!!それじゃあ、お疲れ様でした!!!」
そう言って栄純は逃げるようにその場を去っていった。
亮「クスクス面白い...」
倉「亮さん、あんまいぢめちゃダメっすよ」
亮「ん?ニコッ」
春市・倉「はぁ...」