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【ハイキュー!!】マイボーイ【R18】

第3章 Consciousness


帰り道、いつもよりも重い空気が流れる。
このままじゃいけないと山口が極力明るく声をかけた。

「体操部……今日遅かったんだね……」

「うん、練習長引いた」

山口はいつもと変わらないつばめの様子にほっとした。それからはすっかり調子を戻し、話を続ける。

「大会近いんだっけ?」

「うん」

「応援、行ってもいい?」

「来なくていいよ。練習あるんでしょ?」

「まぁそうなんだろうけど……いいじゃん、幼馴染みの大会って言えば大丈夫でしょ」

「菅原さんと」

それまで頑なに口を閉ざしていた月島が口を開いた。

「知り合いだったんだ?」
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