第1章 作成中
ガチャ
「「行ってきまー・・・あ、」」
とある朝。
学校に行こうとドアを開けるなり、向かいの住人も全く同じタイミングでドアを開いてバッタリ。
長年いれば、こんなこともよくある。
「おー、おはよ」
『うん、おはよう。翔くん』
向かいに住んでいる彼は櫻井翔。
2歳年上の幼馴染み。
翔「今日テストだけど、ちゃんと勉強した?」
『う、うん・・・?』
翔「頼りねぇ返事(笑) 後で困るのは自分なんだから頑張れよ」
真面目でしっかり者の翔くんは更に面倒見もよく、いつも勉強を教えてもらったりとお世話になっている。
先輩、というよりお兄ちゃんみたいな存在。
「おはよ」
『あ、潤くん、にの。おはよう!』
「はよー」
翔「はは、にのテンション低!笑 眠そうだね?」
和「まあ、誰かさんと違って勉強してたからね」
『ちょっと、ケンカ売ってんの?』
和「別にお前なんて言ってないじゃん。自意識過剰なんじゃないの?」
『はぁ!?ムカつく・・・!アンタのその目が物語ってるのよ!』
にのと私の言い合いなんて日常で、仲裁に入ってくれる翔くんと「飽きないなー」なんて他人事のように見てあくびしてる潤くんも日常。
松本潤、二宮和也、共に小学校からの同級生。
「みんなおはよーっ!!」
翔「あ、来た来た」
潤「・・・何でいっつも、こんな朝っぱらから元気なんだろ」
そして最後に、朝から満面の笑顔でこちらに全力で走って来ている彼は、1つ歳上の相葉雅紀。
にのと潤くんが所属してた少年野球に相葉くんも所属していて、会うことが多くなりいつのまにか皆仲良くなっていた。
雅「なになに、朝からまた喧嘩?まあ喧嘩するほど仲がいいって言うもんねー!」
潤「俺は何で朝からそんなハイテンションなのか聞きたいんだけど」
雅「え?なに、俺?」
潤「・・・・・・」
翔「まあまあ、落ち着けって・・・」
天然ハイテンションな相葉くんに対して、朝が苦手な潤くんは噛み合わない話にイライラ。
そして仲裁はやっぱり翔くん。
こんな朝も、日常。