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Redline【気象系BL】

第9章 真冬の日〈A×S〉


~A.




しょーちゃん以外のメンバーにはもう、バレている。
俺が、しょーちゃんの事が好きってこと。
でもさ、しょーちゃん気づいてる?ひょっとして。
番組の収録の時に、多少寄り掛かったり、触ったり
しても、嫌な顔しないで、照れた様に笑うしょーちゃん
「もうさぁ〜、わざとかな…、?」
週一で開かれるまぁ何だ、報告会てきなやつ
勿論メンバー3人が揃っている。
その中で俺はこう垂れながら呟く。
「大野さんが気づく程のアピールに動じない
翔さんも翔さんだよ、」
「んはは!しょーくん鈍感だからねぇ」
「わざと、ってより多分本当に気づいてないんじゃない?」
「も〜聞いて!俺さ、頑張って聞いたの!」
「おぉ、?何を?」
松潤が興味津々に身を乗り出す。

「しょーちゃんにとって、俺はなに?って、」
「相葉さんにしては頑張りましたね〜、」
グラスを傾けながら呑気にニノが笑う
「んで、?しょーくんは?なんて言ったの」
「何て言ったと思う!?親友!!親友だって!!」
こんなの理想じゃないー!と俺は隣に居た松潤に
ひっついた。
「んでも親友に昇格でしょ?オメデト、」
俺の空いたコップにお酒を注ぎながら笑うおーちゃん
「じゃなくて!」
入れてもらったお酒をぐいと飲み干し、だん!と
テーブルに置く
まぁ確かに、昇格はしたよ。したさ!前なんて
聞いたとき、ん〜、何て考えだしちゃったんだから!
それに比べたらまだましだけど!!親友!?
そんなの俺の理想じゃない〜、!

「あ、じゃあさ、相葉くん」
俺をべりっと剥がしながら閃いた様な顔をした松潤
「翔さんが好きそうなとこ、誘えば?」
「…誘う、?」
どんな時もしょーちゃんの隣を維持して、
周りが気づく位アプローチ欠かさずしてたけど、
それは、やった事ないや、
「しょーちゃん、何が好きかな」
「何でも食べそう、」
「おしゃれにパスタはー?」
「じゃあイタリアンにしよ!」
松潤が、いいお店を沢山教えてくれて、今回の
報告会はお開きになった。




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