• テキストサイズ

Redline【気象系BL】

第8章 昼夜〈N×S〉


~N.





有り難い事に、毎日毎日忙しい日々。
今日も、朝から5人揃っての仕事。
俺はゲームをしながらメンバーの会話に耳を
傾ける。
ほら、楽しそうな声が、、聞こえない今日、
楽しそうとは反対の心配の声が聞こえた。
「しょーちゃん、食べすぎじゃない、?」
朝からずっと、一口サイズのクッキーやら
何やらを食べている翔さん
それを見兼ねた相葉さんが、声をかけた。

まぁ、理由しらないと、狂った様に食べ続けてる。
みたいになってるよね、
「そう、?何か口寂しくて…、」
そう言いながら、また一つクッキーを口に運んだ。
「あ、飴とかは?」
「ん〜、試した、けど意味なくて」
あ〜、今翔さんの眉毛下がってるんだろうな、
何て、呑気な事を考えながらゲームをしていたら
誰かが側によってきた。
ゲームから目を離せば、大野さんが隣に座った。
「ニノ、理由知ってるべ」
「…さぁ?どおでしょうね、」
はぐらかして再びゲームに目を落とせば隣で
笑い声が聞こえた。

「他の人にバレねぇようにしろよ」
そう、俺の目を見て、翔さんの元へ歩いて行った。
「……何だよ知ってるじゃん、」
つくづく、大野さんは怖いねぇ、何て、まるで
他人事の様に思って、開いてたゲームを閉じた。
「ひゃひゃひゃ!しょーちゃんリスだ〜!」
相葉さんの明るい声の元へ寄ってけば、
そこには大野さんに口いっぱいクッキーを
詰め込まれ涙目の翔さんが藻掻いていた。
「いや、なにしてんのよ、」
「ついやってみたくて、どお?ニノ」
「んー、っ!」
「どおって、リスじゃんどう見ても…、」
笑いを堪えながら言えば、翔さんは詰め込まれた
クッキーを全部飲んだらしく、
「っ、二人とも意地悪、!」
翔さんには悪いけど、可愛いって思った。





.
/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp