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イチイ

第6章 第5章 初戦闘体験


 午後8時半くらいに紫乃の家を出た
昴は風呂に入ったあとすぐに横になっ
て、漫画を読み始めた。
 
 模擬戦闘の時とは違う意味で身体は
ぐったりと疲れていた。
 
 少しだけ眠いが基本的に午前4時が
睡眠時刻となっている昴は目を瞑って
も眠れそうにはなかった。
 
 完全に眠くなるまで漫画でも読んで
時間を潰そう。
 
 そう思っていながら昴の頭の中に漫
画の台詞は入ってこない。
 
 ただ、文字を追うだけの昴の目。頭
の中では、今日のことを思い出してい
た。
 
 出会ってまだ1週間ほどだが、今日
の歓迎会でそれぞれの印象が昴の中で
決まっていた。
 
 桃花は天真爛漫。感情表現が豊かで
隠し事には向いてなさそうだ。
 
 夕は気さくな感じ。ひとつ上に姉が
いるらしい。
 
 紫乃は無邪気。そして気遣い上手。
 
 零は恐い。何考えてるかわからない。

 リーシアは謎めいた雰囲気。たまに
言葉選びが難しくて馬鹿にされてる気
がした。
 
 あくまで昴の彼らに対する印象。
 
 たった1日で完璧にわかるはずもな
いので、これからたくさん知っていけ
ればいいなと思っている。
 
 昴は漫画を閉じ、腕を枕に横向きに
なった。
 
 暗く、静かな部屋に、時計の音だけ
が響く。
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