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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!

第9章 ☆Story7☆ 主演ドラマは…


_現在


「ホントですねー(苦笑)
今じゃ、すっかりママに似てきて……国民的アイドルにまで上り詰めちゃいましたからね……」



「でも、まだまだ伸び代はあるしこれからが楽しみだよ。」



「ですね(微笑)」









「それじゃ、お疲れ様でした。
……あ、ランシのオススメはパフェみたいだよ。」



「パフェいいね!
早く行こ!」



「うんっ」








「でも、まだまだ年相応女の子ですね(笑)」



「まぁ、中学2年生だしね。色々遊びたいと思うよ。
芸能界にいることで、自由が制限されているからね……」



「……ゆりちゃんの芸能界入り、もう少し遅くても良かった気もするけど……
ゆりちゃん、もう10歳とかそのくらいでアイドルになりたいって言い出したからなぁ(苦笑)」



「それもそうだけど、一番驚いたのはそれを認めた藤ヶ谷さんの方だろ?
よく、認めたねって今でも思うよ……普通、反対すると思うんだけど……」



「確かに……でも、あの時のゆりちゃんなりたいなりたいって散々言ってましたから(苦笑)」











_4年前



ゆりと太輔は自宅で夕食をとっていたが、ゆりから信じられない言葉が出た。



「パパ、私アイドルになりたい!」



「っんぐ!
っあ、アイドル……!?」



突然の娘の告白に味噌汁を吹き出しそうになる太輔。



「うん。」



「ど、どこからそんな言葉出たんだよ……(汗)」



「くる達と6人でねー、原宿に遊びに行ったじゃん?」



「……昨日、北山先生達に連れて言ってもらった時のか?」



「うん、その時にねー
なんか……しんふぉ……何ちゃらっていうところの社長さんから言われたの。
『アイドルに興味ないか』って!」



「……スカウト、か……
なんでだ?」



「……ママと同じテレビの人になれるから!」



「……。」



「っぁ……ごめんなさい……」



「芸能界は、お前が思っているほど甘いところじゃない。
それに10歳で芸能事務所に入れさせるなんて……普通の親なら考えない。
……俺は反対だ。」



「っ……」



「……今回は、なかったこt.「っ……やだ!」っ!?」




「やだ……。
私、アイドルになりたい……」


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