第8章 ☆Story6☆ ママの命日
_7月7日
「ユウ、今日はただのぬいぐるみでいてよね?」
『……はーい』
「パパって、勘鋭いんだから!」
『わかってますよーだ!』
「……よし、それじゃあ涼介さんも来てるだろうから行くよ。」
『……。』
「……ユウ?
おーい、ユウーっ」
『……。』
「ほんとぬいぐるみ状態になった……。
なら、置いていってもいいかn.『ヤダァ!』…急に話出すな!
もぉ……行くよ?」
『はーい。』
「今日は、ドルチェのみんなも行くからね。」
『一応みんな結婚式に出てたもんね!来夢ちゃんは別だけど。』
「まぁね。毎年、多くの人がママのお墓に来てくれるの。」
『ママに関わった人は、沢山いるもんね。』
「うん、涼介さんもそうだから……よし、行くか。」
『うん!』
「ゆりたん遅いぞ〜?(笑)」_ぷにぷに
集合場所について早々来海にほっぺもプニプニされるゆり。
「うるさい(怒)」
(ホントくるはこうからかいに来るんだから……)
「今日は、キスマイの人たちも来るみたいだよ。」
「っちょ!?何でキスマイの人たちが来るの!?」
愛美の言葉に驚くゆり。
「ゆりちゃん、特に聞いてなかったんだ……」
「まな……それいつ……」
「この間、二階堂さんと番組で共演した時に。」
「……絶対藤ヶ谷さん経由でしょ……」←
「みたいだよ(苦笑)
二階堂さんが……」
_3日前のある収録日
「今日は、よろしくお願いします。」
「よろしく!あ、これちょっとしたお土産!あげる♪」
タカシは愛美に小さい小箱を渡す。
「ありがとうございます。それじゃ、寮に戻ったr.「今開けてよ!今見てもらわなきゃ♪」
は、はぁ……では、」
愛美はリボンをほどいていき箱を開ける……
_ボーンっ!
「っきゃっ!?」
爆発音とともに煙が出てきた。
そして肝心の中身は、
『ドッキリ大成功・:*+.\(( °ω° ))/.:+』
と書かれたカードだった。
「大成功♪」
「っ二階堂さん!」
(びっくりしたよぉ……涙)