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【おそ松さん】とあるタヌキの事情

第8章 初参戦


閑話休題:ビデオ鑑賞

「たっだいまーっ!撮ってきたよっ!」

「フッ…今戻ったぜ!」

「お帰り~兄さん達♪どうだった?」

「お帰り…静かにして、タキが起きる…」

「おお、お帰り~」

「お帰り、十四松、モニターに接続するからビデオカメラ貸して」

「アイアイッ!!」

「タキは寝てしまってるのか…残念だ」

「ほら、始まったよ」

=======

〔アハッ!兄さんの刀本当綺麗っすね!あっ、兄さーんこっち向いてっ!〕

〔ん?十四松の金棒も神々しいじゃないか〕

〔早く振ってみたいっ!!〕

〔場所は地下の鍛練所でいいか?〕

〔兄さん、威力わからないし、あそこ使って壊したりしたらチョロ松兄さんに叱られまっせ!!〕

〔それもそうか…うーん、〕

〔兄さん、確か廃車なかったっすか?〕

〔そういえば…二台あった…丁度いいな!よし行こう〕

〔カメラ一度止めまっすっ!!〕

〔じゃあ撮りまっす!えーと…今から試す車があっちっす!兄さん、どっちが先に試す?〕

〔十四松が先でいいぞ、カメラ貸してくれ〕

〔じゃあぼくいっきまーすっっ!!えぃっ!〕

ドゴォォォンッッ!!

〔おおっ!…降り下ろしたとこがプレスされたみたいになった…ぼくそんなに力入れてないよっ!〕

〔すっ、凄いな…もっと力入れてみたらどうなるんだ?〕

〔やってみる、フンヌゥッ!!どりゃあっ!!!〕

ドガッッシャァァァァンッッ!!!

〔アハハーっ!超ペッタンコッッ!!クレーター出来てまっせっ!!〕

〔じゃあ次は兄さんの番ねカメラ貸してっ!〕

〔まずは袈裟懸けだ、行くぞ…ふぅー……ハァッッ!〕

シュッッズパンッッ!!

〔ん?斬れたの?〕

〔おかしいな…手応えはあったんだが…〕

〔違うっっ!斬れ味良すぎっす!!ほらこう押してみたら…車が真っ二つっすね…青いオーラが伸びた?〕

〔ならば次は横に凪ぎ払うぞ……ふぅー…ハァッッ!〕

シュッッ!ズパンッッ!!

〔フッ…車がまるで豆腐のようだな♪後片付けしやすいように細切れにしておこう〕

〔兄さん、丁度カメラ切れるよっ!!〕

=======

「「「「うわぁ………」」」」

「凄い…うん…凄いのは分かったよ、でもね…お前ら…あの車…年代物でプレミア付いてて廃車じゃないんだけどっっ!!」

「「えっ…!?」」
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