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【おそ松さん】とあるタヌキの事情

第10章 ニート六つ子 IN 白塚


「タキ、マメの様子はどうだ?大丈夫なら bath time だ♪」

マメの様子を見てる私にカラが声を掛ける。

『今は大丈夫♪オシッコもうんちもまだ出ない…てか寝てる』

カ「あ、あの…本当にオレも一緒に入るのか…?」

「フッ…当たり前だろ♪」

『勿論♪一緒に入るわよね?』

カラ松さん…モジモジしてる…馴れてもらわなきゃね、気を使ったり使われたりするのはストレス溜まるもん。

ボフンッ!ボフンッ!!私は小さくなって服から出るといつもの裸族になる、わざわざ脱がなくてもいいから楽よね♪

『脱がないと脱がせるわよ?』

手をワキワキしながらジリジリとにじりよるとカラ松さんは慌てて服を脱ぐ。

カ「すまない…ブラザー達よ…オレは先に大人の階段を一歩登るぜ…////」

「フッ…どんどん登ったら良いさ、さぁ入るぞ♪」

私は先に洗われて湯船に浸けられた、二人は各々身体を洗ってる。

『二人とも背中洗ってあげるよ?』

カ「えっ?」

「たまにはいいかもな♪頼めるか?」

『うんっ!』

浴槽から出るとカラにボディースポンジを渡された、まずはカラから♪均整のとれた姿勢の良い背中よね…。

『はいカラは洗えたよ♪』

カラにスポンジを返すと次はカラ松さん。

『カラ松さんのボディースポンジかして♪』

カ「あ、ああ…お願いします…////」

後ろから見るとそんなに変わりないわね…筋肉的にはカラのほうが付いてるけど姿勢の良さは同じね…。

『はい、洗い終わったよ、後は流すだけ~♪』

「タキ、身体が冷えるからもう湯船に浸かろうな、トドアヒル達が湯船で待ってるぞ♪」

湯船にプカプカ浮かんでるのはアヒルの玩具6個…押したらただプープー音が鳴るだけなのになんかほっこりする。
顔がトドに似てるから私達はトドアヒルって呼んでいる、勿論トド本人は知らないw

カ「トドアヒル…ハハッ♪確かに似てるな」

三人で湯船に浸かる、私を挟んで二人が体面する感じかな、ああ…気持ちいい♪三人で入ったら丁度いい広さの浴槽なんだね、いつもと違うお風呂に尻尾もパタパタしてるからお湯が跳ねて二人の顔にかかってる。

『はぁ~…三人で入るのも良いよね~♪』

「タキ、楽しいのはわかるが少し落ち着こうな?」
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