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青春、瑠璃色。
第1章 いつもと違う
「おーい、藍はまだかよ?」
「そう慌てるなって、陸。」
新年度。高校生2年目の春。
小学生のころからずっと一緒だった幼馴染み3人組は、高校生になっても変わらない。
「藍!やっときたな!」
「おう!」
もうすぐ中間試験だ。毎回3人で優雅の家に集まり、勉強会をするのが恒例で、今回も集まった。
「優雅、藍、ここわかんないんだけど…」
『…。ねぇ、陸』
『僕たちさ』
『ずっと、思ってたことがあるんだ』
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