• テキストサイズ

イケメン戦国『あなたに夢中』

第19章 近くて遠い恋《6》


「(でも、挨拶もろくにしてないから、せめて煩くしたことは謝ろう!)」

軽く拳を作り、ギュッと力を入れ、勇気をだして声をかける


「いえ、」
「家康様」





失敗した





「なに?」

家康の家臣の方が、挨拶とお酌をしに来た。

待とうかと思ったけど、もう食事も終えたし、話を聞いているのもなんだか失礼な感じもする。

それに、病み上がりだからか、少し疲れてきてしまったから、もう部屋に戻ろう。


そっと傍を離れ、そのことを伝えにお姉ちゃんの方に向かった。



「陽菜、どうしたの?」

「少し疲れてきたから、もう部屋に戻るね。」

「大丈夫か?部屋まで送ろう」

「秀吉さん、いいよ!すぐだし!お姉ちゃんとごゆっくり!」

そういうとお姉ちゃんは顔を赤くし、
秀吉さんには「揶揄うな」
と笑って頭をワシャワシャ撫でられた



信長様にも挨拶をして




私は広間を出た





/ 663ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp