• テキストサイズ

イケメン戦国『あなたに夢中』

第11章 動き始めた恋心〈9〉家康side


空が白みはじめた頃、家康の部隊は橋を落としに出発した。

家康達が橋に到着した時、まだ敵側の援軍の姿は見えなかったので、早急に橋を落としていった。

橋を落としたら家康は少数の弓部隊を残るよう指示を出し、そのまま前線に向かい、政宗、三成と共に敵をさらに追いつめ、越後への牽制で、領土を奪い、田畑も燃やした。

この戦に上杉、武田の姿が見えない限り、今回の戦は様子見だったのだろう。
ならば、安易に織田軍に刃向かうな。の意味を込めて徹底的に叩きのめしていた。


「上杉と武田の姿がなかったな。あいつらとの戦いはまだ先になるだろうな」

「今回の戦は様子見ってとこですかね。」

上杉、武田の姿が見えなかったことで、結果的に国境の小競合いになった。ただの小競合いで三将も出向くことではないが、ここまですれば、当分は戦を仕掛けてくることもないだろう。

家康達は勝利を治め、野営地に向かっていた。



野営地に戻ると


「三人とも、おかえり!!」

陽菜が笑顔で駆けつけてお出迎えをしてくれた。

/ 663ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp