• テキストサイズ

Story〜君の隣で同じ景色を見る〜

第34章 ep34 君の隣で同じ景色を見る





りこは一瞬、驚いた表情を浮かべたが、


最後に一筋の優しい涙を零し、




にっこりと微笑んだ。






「私、もっと大きくなって、徹くんとここへ帰ってくるのが凄く楽しみだよ」











人間は、夢を追いかけるのに正しい道ばかりを通ってきたわけじゃない。



時に、大切な人を傷つけ、自分も傷つき、



負った苦しみや悲しみの色はそれぞれ違うけれど、




それでも人は自分だけの人生を、物語を探し求め生きていく。




自分たちも、まだ、物語の途中。





「だから、絶対に、絶対に夢を諦めないよ・・・。今の私には、徹くんがいるし、徹くんにも、私がいるから・・・」




信じている・・・今まで共に見てきたものが、感じてきたものが、不安になりそうになれば、信じさせてくれる






だから、大丈夫・・・








お互いに夢を叶えて・・・



またここへ戻ってこよう・・・・・・ーーー




/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp