第11章 管理人と特訓
「安心してください...私は強いので、死にませんよ」
『...そういう複雑ではないんだけどな..』
「それと、私の役割は尾獣の管理も入っているのです」
『尾獣の管理?』
ナルトとか我愛羅の中に入ってる..膨大なチャクラを持っている獣..人は、その獣を制御できないから人柱力を作るという制度を生み出した..それを、管理?
「はい..尾獣は、私には逆らえません..理由は二つ、私には尾獣を消す力があるから..私の方が強いから」
思わずポカンと口を開けたまま固まってしまった。
尾獣を消す?..尾獣より強い?...
『貴方のチャクラ量って、一体...』
「...九尾より上、十尾より下...と言ったところでしょうか」
え、ヤバイ←
『お、多くない?それなら十尾止めることも出来るんじゃ』
「私の使命はあくまで貴方に仕え、守ること、他人を守るつもりはありませんし、十尾を止めるつもりもありません」
『そ、そう...』
つまり、止められないこともない..と、
衝撃的すぎて言葉が出ず苦笑いで男の人を見る。
この人、本当に私なんかに仕えて大丈夫何だろうか...
「それで、私を貴方の側に置いてくださいますか?」
真剣な表情で見つめられる。
『...私は、構わないよ..貴方がいてくれればすごく心強いし、どうせ運命共同体。離れることは許されない』
ため息をつきながらそう言うと男の人は、パァッと顔を輝かせた。
可愛い..
『貴方は、私なんかに仕えて、本当にいいのね?』
「私は、他でもない..貴方がいいのです」