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【A3!】一輪の薔薇を君に【R18】
第1章 初めての夜
「ワタシはいづみくんと恋人になって、良かったと思っているよ」
「え…」
腕枕をしていないもう片方の手で私の髪を梳きながら、誉さんはそう言った。
「キミと過ごす日々は毎日が喜びに溢れ、ワタシの心を満たしていく。ワタシは今、とても幸せだよ」
「誉さん…私も今、とても幸せです」
私と誉さんは微笑み合い、どちらからともなく唇が重なり深く口づけ合う。
恋人たちの夜は、ゆっくりと更けていくのであった。
fin
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