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【A3!】一輪の薔薇を君に【R18】
第3章 すれ違う想い
___
目を覚ますと部屋に誉さんの姿はなかった。
ベッドに布団を掛けられた状態ではあったが、裸の体とズキズキと痛む腰で夢ではなかったことを思い知る。
私は体を起こし、少しでも誉さんの愛の温もりを感じたくて内腿に手を這わせた。
しかしすっかり冷たくなった行為の残骸からは何も感じることが出来ず、私は涙を流し続けたのであった。
fin
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