• テキストサイズ

rain of fondness【黒バス/ナッシュ】

第30章 rain of fondnessⅩ-5



「ちゅ――・・・、んん・・」

「名無し・・・・」

「ッ・・・、っは・・ぁ・・・ナッシュ・・、」

「?・・・っ!おい・・、・・・ッあ・・」

「――・・・んぐ・・、・・・ん」




ナッシュのそれに合うよう形が成し、ナッシュのそれが、心地よく感じられるよう潤いに満ちた、彼だけの場所。

やわらかな筒の中が精液で溢れる感触に身震いしながら、名無しはまだ、猛々しい肉をそこで受け止めていた。

が・・・。




「んぐ・・・、ん・・っん・・・」

「・・・ハァ・・、ぁ・・」


果てを見たのち、数秒ほど互いにしていた肩での呼吸。

それが自然と終息を迎えると、先に行動したのは名無しの方だった。


まず忘れていた、足を開いたまま立たされた自分の卑猥な格好を思い出す・・・改めて恥じらった直接の原因だ。

名残惜しさも併せ持ちつつ、けれど陰部が離れることを、このときばかりは流石のナッシュも、本音はどうあれ嫌がりはしなかった。
赴くままに彼女の所作を尊重したのは、離れてもどうせすぐに抱擁が待っているに違いない・・・そうぼんやりと、果てた頭で考えていたからだろう。


/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp